カノ「じゃーん!ここだよ!」

(空を見上げると、満天の星。天の川もはっきりと見えた。)

マリー「うわぁー…綺麗…!」

(本当、綺麗だね…)

シンタロー「都会に、こんな場所があったんだな…」

エネ「ご主人!見えません!もっと上にあげて下さい!」

(シンタローが携帯を上にかざすようにすると、エネの歓声が聞こえた。)
(この場にいる全員が、星空を見つめていた。)

セト「あ、流れ星っす!」

モモ「本当だ!願い事…っあぁ、消えちゃった…」

ヒビヤ「短冊に願い事書いたのに、流れ星にまで願い事するつもりなの?」

モモ「願い事はいくつしても足りないの!」

シンタロー「まぁ、そうだな…」

キド「たまにはいいな、こういうのんびりした時間も…」

カノ「そうだね〜」

マリー「これからも、ずっとみんな仲良く平和に暮らせますように…」

セト「どうしたんすか?マリー」

マリー「いつまでもみんなと一緒にいたいから、神様にお願いしたの。」

モモ「そんなの、お願いしなくてもいいよ!当たり前の事なんだから!」

コノハ「…でも、わからないよ?」

エネ「そうですね…いつみんながバラバラになるか…」

カノ「そんな暗い事考えないでさ、楽しく生きようよ!」

キド「そうだな…じゃあ、願い事ではなく約束をしようか。」

セト「賛成っす!」

マリー「…うん…!そうだね!」

(みんなで手を繋ぎ、約束を言う…)


「「これからも、ずーっとみんな一緒にいよう!!」」


星の見える丘