(トクトク…)

宥「〇〇さん、どうぞ…

桜…綺麗ですね」

〇〇「そう…」

(ギュッ!)

憧「〇〇~、なあにやってんのよ

ゆうねえといちゃいちゃしてないでこっちきなさいよ~」

宥「あ、憧ちゃん、どうしたの?」

憧「なあ~んもないってば、なあ~んにも

ねっ、くろ」

玄「ほうらよ、おねーちゃん

ただ、ちょっ~ろきもひぃだけだよ」

宥「…酔ってるの?

ダメだよ、お酒は」

憧「よってません~

それに~…きょうはぶれいこうだから、ちょっとぐらいいいんだってば!

ねっ、くろ」

玄「ほうだよ

きょうはぶえーこうなんだよぶえーこう」

憧・玄「あはは~」

灼「ごめん、ちょっと目を離した隙にいつの間にか…」

宥「灼ちゃん…しずちゃんは?」

灼「あっちで、酒瓶抱き締めて寝てる…」

………
……


(ギュ~ッ)

ウェヒヒ…〇〇のうでかた~い

………
……


憧「ちょっと~そっちだけでなにはなしてんのよ」

玄「ほうだよ!

きょうは、み~んなでたのしむんだよ~」

憧・玄「だ・か・ら」

憧「ゆうねえも~」

玄「あらたちゃんも~」

憧「〇〇も~」
玄「〇〇さんも~」

憧・玄「み~んな、のめのめ~」

(ギュ~ッ)

灼「ちょっ、お酒臭いし危ないから」

宥「憧ちゃ…」
(ギュッ)

宥「あっ、すいません〇〇さん、すぐにはな…」

憧「あっ!なにしてんのよ~、

もう!ゆうねえばっかといちゃいちゃして~

こうなったら…わたしもまざる~」

(ギュッ)

玄「わらしも、わらしもまざる~」

(ギュギュッ~)

宥「ふぇ、玄ちゃんも、憧ちゃんも落ち着いて…」

灼「ちょ、重い、重いってば!
花見で一杯