立派とは言えないけど…とても丁寧に積み重ねられた…
大きな…とても大きな…積み木のお城…それが…〇〇を初めて見た時に感じた物…
照「菫…あの人…」
菫「ん?ああ、なんでも学校側が2軍、3軍の講師として招いたらしい
何でも向こう側から、強く推薦されたとかなんとか…
照「名前は?」
菫「〇〇と言うらしいが
照「〇〇…」
菫「照?」
………
……
…
気が付くと私は、〇〇の所へ向かっていた…
私が部室に入ると、周りの人達が少し驚いていたのを少し覚えてる…
〇〇が他に人達に教えているのを邪魔しないように、私は後ろから見てた…
理にかなった打ち方を、丁寧に、分かりやすく教えてた…
牌の選び一つを、相手の河を…その一つづつをしっかりと…説明を付けて…
ただ、基本と基礎に基づいた打ち方…それを指に染みつくまで繰り返した…そんな打ち筋は…とても綺麗だった…
照「あの…〇〇さん…
私とも打って貰えませんか?」