名前:高鴨穏乃
ただいま山の133合目
これはなかなかのなかなかだね
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『周りを見渡せば、みんなキラキラ光る宝石やその原石を持っていて、そんな中、石ころしか持っていない自分がとても惨めで…
誰にも見てもらえず、誰にも期待されず、誰にも認めてもらえない…
そんな石ころがとても疎ましかった
見るのが嫌だった…持つのが辛かった…だからその石ころを…投げ捨てた…
その日、その石ころは本当の石ころになった
意味もなく…理由もなく、ただ日々に埋没していく…
何にもなれない、何にもなろうとしない…自分にすら価値を否定された、
ただの石ころ
』
の筈だった