『でも…そんな石ころの価値を信じてくれた子がいた

その目が怖かった…目を背けたかった…その目から逃げたかった

だから…ひどい言葉を投げかけた…その子を傷つけた…

その子が怖かった…自分が傷つくのが辛かった…そんな自分勝手な理由でその子を傷つけた

それでも…それでもその子は真っ直ぐな目をして、誰よりも、何よりもその石ころの価値を信じてくれた

自分ですら見捨てた…石ころの価値を…』 
ただの石ころ