〇〇「宥ちゃん、大丈夫?」

急に雨が止んだと思ったら、不意に名前を呼ばれる…見上げるとそこには

〇〇「大丈夫?」

会いたかった人が…

………
……


〇〇「 大 丈夫?とりあえずシャワー浴びてきて温まったほうがいいよ?着替えは俺ので申し 訳ないけど用意しておくから」

〇〇さんに勧められるまま、私はシャワーを借りる…

シャワーを浴び終え、部屋の中に戻る…でも〇〇さんの姿はなく…私は周りを見渡しました

宥「〇〇さん…」

気が付いたら…私は〇〇さんの名前を呼んでいて…

〇〇「どうしたの?」

宥「えっ!?えっ!?いや、あの、その…」

〇〇「ふふっ…はい、これ」

宥「これは?」

〇〇「ホットミルク、体冷えたでしょ?

あったかい物でもどうかなって…美味しくないかもしれないけど」

宥「あ、ありがとうございます」

急に声をかけられ、ドキドキしながら私は飲み物を手に取る

宥「フーッ…フーッ…」

私はホットミルクを少し冷まして少しづつ飲んでいく…

〇〇さんは…何も言わず…何も聞かず…ただ…傍にいてくれて… 
その人の名前を呼んでいました