うぅ……

菫「まさか、亦野と渋谷まで関わってたとはな……」

二人は悪くないの! 私が巻き込んだだけだもん……

照「どうしてみんなのチョコを奪ったの?」

私、○○にチョコを作って渡したかったの……
でも、何度やっても上手くいかなくって……
だからみんなに寄せられたチョコの中で、上手な手作りチョコが
あったらそれを私が作ったことにして渡そうと思ったの。

照「どうしてそこまでして……」

だって! 私が作った不恰好で不味いチョコなんか○○は受け取っても
嬉しくないに決まってるよ!

宥「そんなことないと思うよ、淡ちゃん」

ユウ……?

宥「私の作ったチョコだって、形は歪だしデコもグチャグチャだけど……
  菫ちゃんは喜んでくれたよ」

菫「…………」

宥「人に想いを伝えるのに大事なのはチョコが立派かどうかなんて
  ことじゃない……! 作った本人の気持ちなんだから……」

う、うぅぅ……えぇぇぇぇんっ! ごめん! ごめんなさいみんな!
私っ……わたし……!

菫「まったく……本当にしょうがない奴だな……」

誠子「淡、泣いてる暇はないぞ!」

ふぇっ?

照「今からでも遅くはない。チョコを作ろう」

尭深「私達も手伝うから」

宥「一緒に頑張ろう!」

ロイド「そう、これでこそ友情! 涙は恥ずかしいことなんかじゃない!
    これは乙女の……友情の証!」

淡side