(やはり怪しいので引き抜こうと伸ばしていた手をすっと引っ込めた)


…ほぉ、いらんのか。

つまらんのう……
今の、赤也だったら引っ掛かっとったぜよ。

そうかそうか、次はもう少しやり方を変えてみるかの…なんてな。


(そう言って仁王はガムをズボンの内ポケットにしまう……が、またすぐに取り出したかと思えば、ガムを一枚引き抜き包み紙を慣れた手つきで開けると、それを口に含んだ)
(本物の板ガムが別に入ってたのかな…と納得しかけたところで仁王は背を向き歩き出し、廊下へ向かう)

(教室から出る寸前、両ポケットに手を突っ込み、中の生地をずるりと引き出した。
手のひらが両方こちらを向いており、ガムは片手に1つだけ確認できた。…本物と偽物の1つずつ…計2つポケットに入っているはずじゃ……と不思議に思った直後、仁王は首だけ動かし横顔のまま目線をこちらに向けた状態で、舌をべっと出してみせる)


(そしてそのまま立ち去っていった……一体、なんだったのだろうか、おちょくられた気分になってしまったあなただった)

名前:切原赤也
赤く染めた人数:50人
話した言葉:ガムを引き抜かない

かっこいい髪型だね!

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