……、はは

嘘でしょ?だって、そんな……



(何も言葉を返さないあなたに薄笑いだった口元も力をなくし、唇を噛み締めた)
(赤也の見開かれた目からはぼたぼた、と大粒の涙が次々と溢れ出ている)


…ぅ、う、嘘だ、なんで、なんでなんでなんでなんでなんで……

なんでそんなこと言うんだよォ……!?


なあ、なあ。俺、なんかしました?それとも気が利かなかった?
先輩にはとびっきり、ヤサシクしてんだけど、だめだった?不安にさせた?


別れるとか、言わないで、下さいよ…?

そんなの、ゼッテー無理だから。ゴメン。無理。



……

あー、嫌いなんて、ホントは嘘だったんだろ?

気を引きたかったんだろ、はは…かわいーなあ先輩


でもそんな言葉、もう聞きたくないし、好きって言ってもらえるほうが、何百倍も効果ありますって

だから、さ。
好きって、言って…


(あなたの肩を掴む赤也の手が、カタカタと小刻みに震えている)



■好きだよ

名前:切原赤也
赤く染めた人数:50人
話した言葉:■嫌いって言ったの

かっこいい髪型だね!

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