(菊さんにしては珍しく、肩が触れそうなくらいに距離を詰めてきた)
(何となく遠慮して、少し離れてしまう)

そんなに離れていると濡れてしまいますよ。

(言いながら、あなたの方に傘を傾けてくれた)
(傘の縁から垂れた雨粒が菊さんの肩を濡らす)

傘を持っていながら肩を濡らすのは栄誉なことですが…この間、全身嫌というほど濡れたので。
私も濡れたくないんです。

だから、ほら、もっとこちらへ…。


名前:本田 菊

開国16年目

文明開化

話した言葉:相合傘しましょう2