(××はどうしていつも俺を見てくれないのだろう。デスマスクよりも俺が好きだと言ってくれたのに……あれは嘘だったのか?
ああ……××……あんなに楽しそうに笑っている……。俺の前ではあんな微笑、見せてくれないのに……。
――憎らしい。
××も、デスマスクも、アテナも……皆憎らしい。
××はなぜあんなに笑っていられる?
皆はどうして俺から××を遠退ける?
これ程までに愛しているのに。気が狂う程愛しているのに。
愛しているのに。愛し合っているのに。
愛し合っている筈なのに。
なのにどうして、××は俺を見ない……?
…………脚を斬ろう。
××の脚を、我が聖剣で切断しよう。
そうすれば××は俺から逃げることもない。
俺を避けることもない。
そうすれば俺だけを見てくれる……。
きっと俺にすがり、頼ってくれるに違いない。
俺に依存してくれるに違いない……。
ああっ……なんて良い考えなんだ。
もっと早く思い付くべきだった。
そうと決まれば、さっそく××の元へ行かねば……。
ふふ……脚を失った××も可愛いのだろうな……。
ああ楽しみだ……ふ、ふふ……ふふふふふふ……ふふ。)→
ヤンデレのシュラに愛されて夜も眠れない