子狐「ふんふ~ん♪」


今日はご機嫌だな。


子狐「だって夏目もお姉ちゃんも僕に会いに来てくれたんだもん!」


あんまり会いに来られなくてごめん。


子狐「ううん、いいんだ。人間は忙しいんだって知ってるから。」




(…そうだ、折角だし三人でお散歩しよっか)


子狐「お散歩?」


(そう。子狐くんのお気に入りスポット、案内して欲しいな)


子狐「うん!じゃあいつもキノコが沢山採れる場所教えてあげる!

僕と母様の秘密の場所だけど、夏目とお姉ちゃんは特別!」


じゃあ早速行こうか。



(夏目君は左ね)


は?


(子狐くんは真ん中ー、で私は右)


…なんか親子みたいだ。


(たまにはいいでしょ?)


そうだな、たまには。





(三人で仲良くキノコを収穫しました)

子狐を真ん中にして夏目君と手を繋ぐ