夏目レイコが作成した、妖達を統べる契約書の束。
レイコが打ち負かした妖の名が書いてある。

この紙に名が書かれている妖は、友人帳の持ち主に名を呼ばれると逆らうことができない。また、名が書かれている紙を燃やされたり破かれたりすると同じ目に遭う。そのため、名を奪われたものは命を握られたも同じであり、友人帳を手にすれば多くの妖を従えることが出来ることとなる。

真に友人帳を扱えるのは夏目レイコ及びその血族の夏目貴志だけであり、少なくとも「名を返す」という行為には本来の持ち主であるレイコ(もしくは血族である夏目)の唾液と息を必要とし、名を返した後はひどく疲れるらしい。


友人帳