(帰り道、足元の段差に気付かずにまんまと躓いてしまった)




…!……危ない!!









(ちゅ)






(!!!?!?)



なっ…!!





(私を守るように抱きしめたまま転んだ夏目君を下敷きにする形で上に乗っている私)




(その二人の唇が一瞬重なった)




ご、ごめん!


(いや、私の方こそ…)



……帰ろうか。


(うん…)





(夏目君に立たせてもらい、気まずい雰囲気のまま帰宅した)
事故ちゅー