(バリバリ)
(ムシャムシャ)
小娘、中々に私の好みを分かっているようだな。
(プレゼントしたウイスキーボンボンを早食い対決かと聞きたくなるほどのスピードで食べていくニャンコ先生を眺めながら夏目君が用意してくれたお茶を飲む)
(好みって、そんな大げさな…)
夏目「普段から無駄に酔いどれてるニャンコ先生の好みなんて誰にでも分かるよ。」
無駄に酔いどれてるとは何たる言い草!
無礼極まりない貴様にはこれをくれてやる!
(ぽん)
(これは…)
夏目「…家庭で育てる、モヤシ?」
(なんとまぁピンポイントな園芸本…)
お前なんて家庭で栽培されてしまえばいいのだ!
夏目「………。」
(無言の圧力!逃げて!ニャンコ先生超逃げて!)
◎ニャンコ先生にウイスキーボンボンをあげる