穂乃果:ねぇねぇ海未ちゃん…
海未:……んっ…?
なんですか…穂乃果…。
穂乃果:もうちょっと近くに寄ってもいい…?
海未:……はい。いいですよ…
穂乃果:えへへ…ありがと海未ちゃん…。
……。
…そういえば…子供のころはよくこうやって寝てたよね…。
海未:そうですね…。いつも同じ布団で…こうして寝ていました…。
…ただ、穂乃果の寝相が悪いせいで、大体は私が布団から追い出されるんですけどね…。
穂乃果:う、うぅ…っ
そういう余計なものまで覚えてなくてもいいのにー…
海未:ふふ…ごめんなさい。少しからかってしまいました…♪
穂乃果:…海未ちゃんって結構いじわるだよねー…
海未:いつも穂乃果に振り回されているのはこっちですよ?
たまにはいいじゃないですか。
穂乃果:そうだけどさ……
……ふわぁ…っ
海未:眠くなったんですか?
穂乃果:うん…ちょっとね…。だけど、まだ起きてる…海未ちゃんと話していたいし…。
海未:ダメですよ…。お話なら明日もできるじゃないですか。今日はもう寝ましょう。
穂乃果:うん……わかった……
…じゃぁ、最後に…手を握って寝てもいいかな?
海未:…構いませんよ。
(ギュッ)
穂乃果:これで寝てる間もずっと一緒だね♪
海未:…ふふ、そうですね…♪起きている時も…寝ている時も…ずっと一緒です…。
穂乃果:えへへ……それじゃ…ほんとにおやすみなさーい…
海未:ええ…おやすみなさい穂乃果…。
ほのうみ