――柳生――
…おい
どうしてお前がここにいるんだ
――春花――
あら、奇遇ね
私もあなたに対してそう思ってたところだわ
お前、毎回ひばりに抱きついて…馴れ馴れしいぞ
オレたちとお前は敵同士だろう
それは前の話よ
今は善忍、悪忍関係なくみんなで協力して妖魔を絶滅させましょうって話になってたじゃないの
野獣には話が難しすぎたかしら?
…その理由とひばりにくっつくことは関係ない
お前こそ、その頭の中は無駄な脂肪でいっぱいなんじゃないのか?
あらあら…見苦しいわね
嫉妬?
嫉妬なんてするわけないだろう
どこかに行ってろ…脂肪の塊
……あら、言うわねぇ
ふふふっ…♪
ふっ…
――雲雀――
あ、あの…二人とも…そんなにくっつかれると歩きにくいよぅ……
美女と柳生