――奈楽――

ふぅ…良いお湯だった…。

……?



――飛鳥――

あ、奈楽ちゃん!


――奈楽――

誰だ?そいつは。


――飛鳥――

○○くんって言って私のお友達だよ!


――奈楽――

そうか。


――飛鳥――

あっ!そうだ!
ねぇ、奈楽ちゃん
○○くんも記憶喪失で…なぜか妖魔に追われているんだけど…何か知らない?


――奈楽――

何?
転生珠は一つしかないはずだが…。


――飛鳥――

うーん…やっぱり偶然だよね…。
もしかしてって思ったんだけど…。


――奈楽――

赤珠をこいつに食わせればわかるんじゃないか?


――飛鳥――

えぇ!?だ、だめだよ!そんなことできないよっ!


――奈楽――

…冗談だ。
○○と言ったな…お前なら神楽と仲良くできると思う。
境遇が似てるしな…。
だから話し相手に…友達になってやってくれ。
頼む。
奈楽