ヒロト「姉さん!」
(こんにちは、お義姉さん)
あら、夫婦揃って珍しいわね…。
急にどうしたの?
(正式に籍を入れたので、一応ご挨拶をと思いまして…)
あら、そうなの。
…そんなに畏まらなくても良いのよ。
私はヒロトを本当の弟だと思っているし、貴女のことも本当の妹みたいに思っているわ。
何かあったら遠慮なく頼ってくれて良いのよ。
まだまだ頼りないと思うけど、ヒロトをよろしく頼むわね。
ヒロト、貴方もこんなに可愛い奥さんを貰ったんだから、もっとしっかりしなきゃダメよ。
ちゃんと働いて稼ぐのも家庭を守る事に繋がるんだから。
奥さんが可愛いのは分かるけど、仕事中は仕事に集中しなさい。
ヒロト「えっ……誰がそんな事言ってるの?」
皆から聞いてるわよ。
ヒロト「…ごめんなさい」
(すいません…)
いえ、貴女は悪くないのよ。
この子は昔から貴女が大好きだったから。
私が見てても分かるくらい。
事あるごとに舞い上がっててね…
ヒロト「姉さん!もうやめて!
反省してるから!それ以上言わないで!」
→→
お義姉さん、その話もっと聞きたいです!