(綺麗な雪景色だねー!
部屋ごとに露天風呂のある宿にしてよかったね。
景色は綺麗だし、一緒に入れるし)
そうだね。
どうせなら一緒に入れた方がいいよね。
(…それはともかく吹雪くん、ずっと目線が私じゃない?)
あ、バレた?
(そりゃバレるよ!
景色を見なさい景色を!!)
だって僕、雪景色なんて見慣れてるし。
それなら君を見てた方がずっと目の保養になるかなって。
(景色を楽しまないで何のための露天風呂!?)
君が楽しむ為の露天風呂。
僕は君が楽しいならそれでいいもん。
(えー…分かるような分からないような。
そっかー、吹雪くんは別に雪景色見ても楽しくないかー。
じゃあ次はもっと吹雪くんが楽しめる所にしようね)
楽しくないってことはないんだよ?
君と一緒なら何だって楽しいし。
(もう、嫁を口説いてどうするつもり?)
ふふ、どうもしないよ?
僕は思ったことを言ってるだけ。
(やだーもう!)
(吹雪くんと話してると毎回口説かれてる様な気分になります)
吹雪と温泉に行きたい