(すとん、と障子を閉めると向き直る)

はい、そんじゃちょっと後ろ向いてくれるか？
大丈夫、変なことしたりしねーから。

(そう言われ、素直に背中を向けた)

○○ってさ、綺麗な髪の毛してるよなー…。
やっぱり、女の子って感じがする。…って、髪の毛の感想を言いたい訳じゃねーんだけど。
ちょっと冷たいかもしれないけど、びっくりすんなよ？

(髪の毛をさらさらと弄られ、少しして首元にひんやりとした感触があった)

ん、こっち向いていいぜ。
…うん、やっぱりすげー似合う！
それ、やるよ。今日はホワイトデーって日だからな。

(先程の感触は、首飾りだった様だ)

バレンタインデーの時、いろいろくれてありがとう。
それと、いつも仕事お疲れさん。これからもよろしくな。