…俺が、怖いか。
大丈夫だ、危害を加えるようなことはしない。
だから、


(一歩近寄られただけで、肩がびくりと跳ねてしまう)

…………、
そう、か。
ならば、俺は金輪際あんたには近寄らないことにしよう。視界には入ってしまうだろうが…耐えてくれ。


(斎藤さんは踵を返して去っていった)
斎藤さんが怖い