(斬り合いの最中、最後の一人が斎藤さんの背中に斬り掛かるのを見た)
(危ない!と背中を守るように間に入る)

…!
止せ、○○!


(焦ったように押し退けられ、斎藤さんが敵を斬り伏せる)
(ほっと息を吐いたのも束の間、斎藤さんに肩を掴まれた)

あんたは馬鹿か!無事だったから良いものの、俺の反応が少し遅れていたら命を落とす所だったのだぞ!
頼むから…俺のことなど、庇うな…。


(そのまま抱きしめられる)
(斎藤さんは少し、震えている気がした)
庇う