おい。

(何ですか、土方さ…!?)
(呼ばれて振り返ろうとした瞬間壁に押し付けられた…力加減はしてくれたようで、背中に痛みはないが状況が掴めない)

…なれ。
お前、とっとと俺の物になれ。
じゃねぇと…俺がどうにかなっちまう……。


(ひ、土方さん)

…なんてな、冗談だ冗談。
お前の反応が見てみたかっただけだよ。


(そ、そうですか…びっくりした。土方さんも沖田さんみたいなこと考えるんですね)

うるせぇよ。
…あそこまで言うつもりは無かったんだがな…
あれがおれの本心ってことか…畜生。


(…何か言いました?)

いや、何でもねぇ。
壁ドン