(熱でも測ろうとしたのか、伸ばされた腕を掴む…と、驚いた様に息を吸い込んだ音が聞こえた)
○○?
ど、どうしたのだ…?


(…ねぇ、斎藤さん
他の人にも気を配る貴方は優しいですね、でもそんなことしなくていいんですよ私だけ見ててくれればいいんですだって貴方は私のものだから
貴方の声を聞くのも私だけでいい貴方の身体に触れるのも私だけ、貴方の目に映るのも貴方と話しをするのも貴方を縛り付けていいのも貴方を見ていいのも貴方を殺していいのも私だけじゃなきゃだめなんです)

………○○、疲れているのではないか。毎日忙しい身だろう、無理もない。
…おい、彼女を部屋に運ぶのを手伝ってくれないか。


(そう、部下に告げる斎藤さんに
懐に収めていた小太刀を突き立てた)
ヤンデレる続き