それじゃ読んでくよ!
RN.響子ラブラブさんから!

響子さんも愛されてるじゃないですか

これは私のことじゃないと思うよ
多分他の響子さんだと思うんだ
ほら、そんなに珍しい名前でもないでしょ?

まあ…そうですね
…本気で思ってるんですね


え?

何でもないです
読んでいきましょう


あ、うん
ゲストはさとりんですか。可愛いパーソナリティに可愛いゲスト、ヤバいですね~ 食べたくなっちゃいまするね~ 食べたくなるといえば、この寒くなる季節に二人が食べたい物は何でしょうか?
え、た、食べないでよ!

食べたいの意味が違いますけれど
まあ良いです
質問についてですが、この時期だとやはり鍋ですね


あ、鍋良いよね!
最近よく命蓮寺の人達と鍋やるんだけど、やっぱり大勢で鍋を囲むとそれだけで楽しいよね!

ええ、そうですね
うちは偏食家が多いから、鍋の具が偏ってしまうのが困り者なんですが


どう言ったのを入れてるの?

取り敢えずゆで卵と肉がやたら入ってます

あー、お空とお燐かな

そうです
あとはこいしがやたらと妙なものを入れたがるんですよね


どんなの?

あの子が地上に出るようになってから友達が出来たらしいんですが、その友達から貰ったものらしくて
何かやたら赤いケーキとか正体不明なものとか
何か変なお面を入れようとしたこともありましたね


な、何それ…

生憎あの子の心が読めないので、それがどの方から貰ったのかまでは分からないんですが…
せめて煮て食べる物を入れてほしいですね


そ、そうだね…
あ、そろそろ次の読もうか
次は…次もRN.響子ラブラブさんからだね!
すっごい好きなんだね

そうですね

それじゃ読むよ!
さとりんに質問―というか相談です。ここの響子が可愛くてたまりません。今以上にラブラブイチャイチャな進展なるにはどうしたら良いのでしょうか

響子ちゃん愛してるよ~! やっふう~!♪


やっぱり貴女のことじゃないですか

だから違うってば
だって私ってそんなにもてないよ

ちなみにこれまで、どの位こんな感じのものが来ましたか?

えーっと…どの位だろ
そこそこあったような…

応対もまあ分かりました
…響子


え、は、はい!

愛してる
私と結婚して欲しいわ


は、え!?
そ、そんな、駄目だよ!
だって私もさとりも女でしょ!

そんなの些細な問題よ
私は響子の全てが欲しくて仕方がないの
それとも、響子は私と一緒にいるのは嫌?


え…
そ、それは…嫌…じゃないけど…

それなら明日早速式をあげましょう

ええ!?

大丈夫よ
地霊殿を式場にすればこちらで準備出来るし、私にはペットが多いから、準備もすぐ終わるわ
二人で幸せに過ごしましょうね


え、ちょ…
ま、まだ心の準備が…

それならどの位待てば良いのかしら?
私は今この瞬間でも、貴女を抱きしめたくて仕方がないのに
響子はそんな私に待てと言うの?
そんな残酷なことをするの?


え、えと…
うう…その…

響子
(ぎゅうう)


むぎゅううう…

答えを…聞かせて

えと…
し、幸せに…して下さい…

はい、このような感じですね

え?

響子さんには申し訳ありませんが、今の件は例を示したかっただけなので、私の本心ではないです

そ、そうだよね!
びっくりしちゃったよ!

貴女は本当に純粋ですね
今の例を参考にしてもらえれば良いと思います
基本的に、ずっと押していけば折れます
優しい子ですしね


でも今のって私に対してでしょ?
響子さんに効果あるのかな?

ありますよ
それでは頑張ってくださいね



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