…、…

(言葉に詰まったように背を向けた…むっくん?)


いいの?


(え、)


そうしたら、いつもみたいなノリで仲良くできなくなっちゃうよー…?

友達じゃ、無くなっちゃうんだよー?

それでも…それでもいいのー…?

(背中しか見えないけれど、彼の声は確かに震えていて、)

(小さく見える広い背中に、私は―――)


いいよ、私は異性としてむっくんが好きだから
やだよ
異性として扱って